祝・始動1周年! 動画で振り返るエイプリルブルーの歩み!

この記事を書いた人
春希

歌と歌詞と、広報周りを考えたりサイト作ったりを担当。人生初のバンド・エイプリルブルーを組むまではイベントの企画とかしてました。

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こんばんは!
エイプリルブルー ボーカルの春希です。
本日4月2日、エイプリルブルーは始動1周年を迎えました。
こっそりとメンバーが集まって制作や練習を始めたのは2018年10月頃のことですが、昨年4月2日に結成を発表し、6月の初ライブ以降は毎月ライブ、12月にはデビューアルバムをリリース、2月には東京と大阪でリリースパーティー開催と、この上なく充実した1年間でした。
生まれたてのエイプリルブルーを見つけて、聴いてくださった皆さん、ライブに足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

なにかと忙しない4月になってしまいましたが、1周年という機会なので、動画のアーカイブが残っているものを中心に、ちょっと振り返ってみようかなと思います。

エイプリルブルー

始動発表前の2/10と2/11が結成後初めてのレコーディングで、「エイプリルブルー」「スターライト」「イノセンス」「運命の人」の4曲はこの2日間でレコーディングを終えました。
その中でも一番最初に録ったのが「エイプリルブルー」。
ピンポイントで言及してくれている方もちらほらいてとても嬉しいのですが、一番最後の「愛しちゃうんだから」のボーカリゼーションはかなりこだわりました。
事前に宅録で作ったデモの時にかなりいいテイクが録れていて、これを本番で超えられるのかというぐらいだったけど、さくっと想定外の良いものが録れてすごく嬉しかった。
管もよく「ファーストテイクに魔法が宿る」と言っていて、本当にそうだなと。(特に私は集中力がないので、何回か歌っても1本目が一番良いことが割とあります…)

この曲はアルバムリリースにあたって8月に再録していて、そのときも同じ部分でまた苦戦を強いられました。
2月に録ったものが本当に気に入っていたので同じように歌おうとしても、狙って出した声ではないのでどうにも寄せられず(改めて聴き返してみたら今なら狙って出せる気がした)、じゃああの時もともと目指していたのはどんなボーカリゼーションだったっけ、というとこまで立ち返った結果が再録版です。

モニタールームで聴いたときは、半年間の自分の成長を感じられたと同時に、あの頃の歌はもう二度と戻ってこないんだという妙な切なさもあって、でもそれこそがこの曲で書きたかった美しさだとハッとしたりもして。
1曲を聴く間に何重にも思うところがあって、思わず涙が出てきそうな時間だった。
どっちもそれぞれの良さがあると思ってるので、ぜひ聴き比べてみてください。

花とか猫とか

先述の4曲以外のアルバム収録曲は8月の3日・23日・24日の3日間で録って、花とか猫とかは3日の時点で録り終わっていたのですが、後からどんどん納得がいかなくなり、23日の後半になって「ボーカルを録り直したい」と伝えました。
それなりに順調に進んでいたもののすごく時間に余裕があるというわけでもなく、一人でかなり悩んだ末に話したけれど、メンバーも概ね「悪くはないけどもっとやれると思ってた」という反応だったので、最初に録ったテイクのまま完成させなくて本当によかったなと。

後になって気になった大きな要因としては、8月11日の渋谷LUSHでのライブの手ごたえにあると思います。
自己評価や実際に観てくれてた人からいただいた感想を踏まえて音源を聴いたら、どうにも物足りなく感じてしまい。
「エイプリルブルー」の再録も然りだし、今までの活動全体を通しても言えることだけど、ライブとそれを観てくれる人が曲やバンドを育ててくれているなという実感がすごくあります。
改まって伝える機会はなかなかありませんが、本当にありがとうございます。

ビデオは、管がFor Tracy Hydeの方でお世話になっていた縁で、中村優斗さんにお願いしました。
この曲はわたしが好きなある映画をモチーフに作っているのでそのことだけ伝えたものの、初めてお会いしたときにいただいたイメージの提案がすごく納得のできるものだったので、まるっとお任せしました。

撮影当日はわたし一人の参加で心細さもあったけど、撮影チームの皆さんが合間に何げなく曲を口ずさんでいたのがすごく嬉しくて、やたら印象に残ってます。
普段の活動の中では当然に歌が第一にありますが、撮ってもらってる間は、作品の一部としての自分が見てる人の目にどう映るかと向き合う時間にもなり、以降のライブのステージングにもいい影響を与えてくれました。

花とか猫とか

渋谷WWWにて、For Tracy Hydeとwarbearの2マンでオープニングアクトとして4曲を演奏しました。
現時点では一番大きい会場、そして一番たくさんのお客さんの前でのライブ。
わたしはもともとFor Tracy Hydeのリスナーとして管と知り合っていて、管とわたしが親しくなるうえで「Galileo Galileiに人生を変えられている」というのは根っこにある共通項だったと思います。
For Tracy Hyde、そして、Galileo Galileiのフロントマンだった尾崎雄貴さんのソロプロジェクトであるwarbearとご一緒できて、ものすごく大きな意味のあるステージでした。
2014年にFOLKSの自主企画でFor Tracy HydeがWWWに出たのも客として観に行ってたので、あのWWWにこんなにたくさんのお客さんを集めてリリースパーティーをするようなバンドになったのかとイチファンとして感慨深さもあったし、まさか管とバンドを始めて自分もWWWのステージに立つとはという驚きもあり。
とは言え、WWWは段差の大きい会場なのでお客さんの顔もよく見えたし、音響もすごく良くて、とにかく楽しいばかりで緊張は全くなかったです。

花とか猫とかのライブでのみどころは、やっぱり、音源にはないアウトロ。
この部分は尺も含め特に決めてることがなくてみんなアドリブで、スタジオでもライブでも演奏するたびにすごくバンドの楽しさを感じます。
なんだか次いつスタジオに入れるのかすらわからない状況になってしまいましたが、その前、最後に入ったスタジオで「めちゃくちゃ長くやろうぜ!」って言ってめちゃくちゃ長くやったの、めちゃくちゃ楽しかったので、次にライブできるときはぜひ採用したいです。

スターライト

こちらは記憶に新しいリリースパーティー東京編での演奏。
スターライトはエイプリルブルーの次にできていて、曲は管がさくっと作ったけど、サビの歌詞をどう埋めるか迷ったり、速くて高くて歌うのも難しかったり、わたしは作詞もボーカルもそこそこ苦戦しました……
歌いこんでるうちにだいぶ克服して、今では演奏しててすごく楽しい曲。
ビデオを見てても、初期の頃に比べて、だいぶ表情が出てきたなと思います。

地味に気にしてるのが、今上がってるライブビデオが2本とも同じ衣装だということ…
特にお気に入りの勝負服なのでここぞというときに着た結果こうなってるけど、イベントや会場の雰囲気、その日のセットリストにあわせて、毎回いろんな衣装を着てます。(そしてどれもかわいい)
基本的には自分のテンションが上がればよくて、あとは、裾や袖に動きが出る服はやっぱりステージ映えする気がするので、そういうのが多いかも。
気持ちを切り替えるために、出番の直前に着替える・着替えたらステージに上がるまでお客さんの目につくところに出ない、っていうのもひそかなこだわりです。
かわいい衣装の数々はInstagramでもご覧いただけるので、ぜひチェックしてみてください……!

なんだか割とどうでもいい話がシメになってしまいましたが、充実の1年目を超える2年目を過ごしたいなと思ってます。
これからもエイプリルブルーをよろしくお願いします!

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歌と歌詞と、広報周りを考えたりサイト作ったりを担当。人生初のバンド・エイプリルブルーを組むまではイベントの企画とかしてました。

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