「Blue Peter」リリースパーティーを終えて

この記事を書いた人
春希

歌と歌詞と、広報周りを考えたりサイト作ったりを担当。人生初のバンド・エイプリルブルーを組むまではイベントの企画とかしてました。

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デビューアルバム「Blue Peter」のリリースパーティー「Maiden Voyage」が無事に終了しました。
2/7の東京編と2/22の大阪編、お越しいただいた皆様、共演いただいた皆様、会場スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
年明けからリリースパーティーに向けて練習をしてきて、バンドとしても個人としてもまた一つ成長する機会になったかなと思います。

来てくれるお客さんに気を遣わせたくなかったのでずっと言ってなかったのですが、東京編の2/7はわたしの誕生日当日でした。
アンコールではサプライズで年の数のバラの花束をもらったり、会場がハッピーバースデーを歌ってくれたり、花束持ったまま「朝」を歌ったり、打ち上げでチョコケーキが出てきたり・・・今までで一番ハッピーな誕生日でした。


初遠征の大阪編は、やはり初めてライブを観てくださる方がほとんど。
機材トラブルなどなどもありましたが最後まで強い気持ちで演奏できて楽しかったです。
大阪はまた必ず行きたいし、いろんな地域に行っていろんな人に会ってみたいなという気持ちが強くなりました。

わたしはほんの少し前までまさか自分がバンドを組むなんて思っていなくて、そのうえで、もしも自分がバンドやるならこれがしたいという憧れがいくつかありました。

ひとつは「ファミレスでバンド会議をすること」
5人で初めて顔を合わせたのがサイゼリヤで、これはすぐに叶ってしまった。

ひとつは「みんなバンドTシャツに着替えてアンコールに出ること」
これも、昨年7月の自主企画「ミルキーウェイの岸辺から」でさっそく実現しました。
(1回やって満足したのと、せっかくかわいい衣装を着てるのでそのまま終演後の物販に立ちたいなと思って、リリースパーティーではやらなかった)

ひとつは「車に寿司詰めになって遠征ライブすること」
これも今回の遠征で実現。
深夜のサービスエリアでラーメン食べたり、朝焼けに感動してみたり、ああこれこれ!って思いました。
エイプリルブルーはペーパーと免許のない人ばかりで、P-VINE吉田さんと、長い付き合いの友人であるれんくん(fish in water project)が帯同して交代で運転してくれたおかげです。
本当にありがとうございました。

そしてもうひとつが「最高のアルバムを1枚出してスパっと解散すること」
東京編のMCでも話しましたが、エイプリルブルーは、元々、期間限定のプロジェクトとしてこの5人が集まって結成しました。
それがどうしたことか、終わりの話をする人は誰もいなくなり、それどころか、誰からともなく当然のことのように未来の話をするようになり・・・
一緒にいる時間が長いわけでも、ふだんからたくさん話をするわけでもないわたしたちにとっては、スタジオやステージで鳴らす中で感じあうことがほとんどすべてです。
その中で各々が手応えだったり期待感を抱いてエイプリルブルーを続けていこうという流れになったのは、バンドとしてすごく自然で健全なことだと思う一方、最後のアルバムになるはずだった1枚に「Blue Peter」(出帆旗=出航の準備が整ったことを知らせる信号旗)という名前をつけて始動の記念としてリリースできたこと、そのリリースパーティーで新曲を演奏できたことは、エイプリルブルーにとっては小さな奇跡だと、とても大切に思います。

来るはずのなかった2度目の春に向け、エイプリルブルーは日々パワーアップしております。
おととい、リリースパーティーが終わって以来最初の練習でしたが、新しい曲を合わせながら、もっといい作品を作れるしもっといいライブをできるなと改めて感じました。
ぜひこれからもエイプリルブルーから目と耳を離さずにいていただけたら嬉しいです。

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