自主企画”ミルキーウェイの岸辺から”出演者紹介 〜カバー動画&アレンジ解説付き〜 vol.2 RAY

この記事を書いた人
管梓

エイプリルブルーの作曲とギター担当。
For Tracy Hydeや作家業でも活動。
ヒーローはザカリー・コール・スミス(DIIV)と木下理樹(ART-SCHOOL)。
親のお下がりのGR1sを手に入れて以来写真がアツい。
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ちーっす!
エイプリルブルーの作曲とギター担当、管梓です。
7月6日(土)に代々木Zher the ZOOにて開催のエイプリルブルー初の自主企画『ミルキーウェイの岸辺から』、みなさんマークしてくださっていますでしょうか。
本企画を盛り上げるための出演アーティストの楽曲カバー/アーティスト紹介企画、2曲目はRAYの「サテライト」!

 

RAYとは?

2019年4月にエイプリルブルーと時期を同じくして始動を発表したシューゲイズ・アイドル・ユニット、RAY。
今年3月に活動を終えたシューゲイズ・アイドルの・・・・・・・・・(ドッツ)の運営陣が運営に携わっています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ドッツにはわたしが一部楽曲の作詞・作曲・編曲で参加しており、その流れでRAYとも関わらせていただくこととなりました。

RAYはドッツと運営母体が同じとはいえ、記号性やギミックを追求した匿名覆面ユニットのドッツとは異なり、ソロ性を重視した顔出しのグループです。
始動したてということでまだまだこれから全容が明らかになってゆく過程にあると思われますが、わたしが作詞と一部作曲を手がけた楽曲「バタフライエフェクト」が世に出ているほか、死んだ僕の彼女の楽曲をライブでカバーしていたり、Ringo Deathstarrが楽曲提供する旨も発表されていたり、ということで本格的なシューゲイズ・サウンドが期待できそうです。
実は先日のCosmic Child/Thud来日ツアーが初のバンド・イベント出演だったそうで、そういう意味でも『ミルキーウェイの岸辺から』は貴重な機会!
アイドルに馴染みが薄い方にもシューゲイズとアイドル文化の融合をお楽しみいただけたらと思います。

 

エイプリルブルーのみんなから見たRAY

ムラカミカイ (Gt.):ハイブリッド。表現に縛りはないと感じる。何らかのジャンルや括りは無駄。聴いて見て感じるべし。

村岡佑樹 (Ba.):共演できるのを楽しみにしています。ミルキーウェイの岸辺から、推し増しが発生してしまうような日になればいいなと思います。よろしくお願いします!

宮澤純一郎 (Dr.):死んだ僕の彼女のカバーをライブで披露するアイドル、ってこれだけでもう完璧に最高!『対バン』できて嬉しい◎

船底春希 (Vo.):シューゲイズアイドルだなんて!ずるい!!!!

 

アレンジ・ポイント:大正義スーパーカー

今回取り上げた「サテライト」は元々ドッツの楽曲で、ワン・コードでごり押しするパンキッシュなノリの疾走感溢れる一曲。このテンポ感とノリは自分の引き出しにはないものなので、エイプリルブルーらしくカバーするに当たってまずはテンポを落とすこと、もう少し陰りのあるドリーミーな感触に仕上げることが必須条件になると考えました。その結果思い浮かんだのがスーパーカー「Sunday People」とのマッシュアップでした。日本のシューゲイズ・シーンに絶大なる影響を与え、シューゲイズ周辺のバンドマンなら知らない者はいないと言っても過言ではない大正義バンド、スーパーカー。彼らの名曲のビートを引用しつつ、リード・ギターのアルペジオはスピッツ「ハヤテ」から拝借しているので、実はトリプル・マッシュアップです。原曲とはかけ離れた印象のクールなカバーに仕上がった上に自分たちのルーツを詰め込むことができたので、我ながらなかなか気に入っています。
ちなみにアレンジがまったく異なる別バージョンも用意していて、こちらは原曲のサビの「日が来ること願ってる」という箇所のアクセントがThe Pains of Being Pure at Heart「Kelly」のイントロのドラム・フィルと一緒である、という発見を元に「Kelly」とマッシュアップしたものだったのですが、「ぜんぜんピンと来ない」という春ちゃんの鶴のひと声によりお蔵入りしました。

RAYをお迎えする『ミルキーウェイの岸辺から』、詳細はこちら! 滅多にない対バンとなりますのでお見逃しなく!

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【イベント情報】
ミルキーウェイの岸辺から

7月6日(土)代々木Zher the ZOO
エイプリルブルー
colormal
Clematis
The Waterfalls
RAY

18:00開場/18:30開演
前売2400円/当日2900円(各別途1ドリンク)

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